仲田光成記念 第20回 豊岡全国かな書展
| 全国25都府県から5,615点の応募をいただき、入賞入選作品2,987点と招待・賛助・特別協賛・仲田作品を展示いたしました。 予定しておりましたイベントや表彰式は中止しましたが、書展の様子を動画配信しておりますので、ぜひご覧ください。(動画は、豊岡市ホームページ「注目キーワード」に掲載しています)
<仲田光成記念館(住吉屋歴史資料館内)のごあんない> http://www3.city.toyooka.lg.jp/sumiyosiya/index.html (作品をクリックしていただくと画像が大きくなります。) |
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| <一般の部> | |||||||||
| 文部科学大臣賞 | 根兵 純蘭 | ||||||||
| 月をまつ高嶺の雲は晴れにけり心ありけるはつ時雨かな 他二首 【評】行の流れも自然で、後半の纏め方が全体を引き締め、作品がより一層素晴らしいものとなった。 |
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| 仲田光成記念賞 | 谷岡 妙子 | ||||||||
| 落葉せるさくらがもとの青しばに一むらさびし白萩の花(長塚節) 【評】墨色の濃淡が美しく、息の長い作品になり佳。 |
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| 兵庫県知事賞 | 谷岡 凌風 | ||||||||
| かすがのにおしてるつきのほがらかに秋のゆふべとなりにけるかも 他二首 【評】和歌三首を横物として誠にうまくまとめている。行間の処理、墨色の変化も美しい。字形、線質もよく習って安定している。 |
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| 兵庫県教育委員会賞 | 赤池 幸苑 | ||||||||
| 八重むぐらしげれるやどのさびしきに人こそ見えね秋は来にけり(恵慶) 【評】横作品は前半と後半に分かれやすいが「人」の一文字が調和よく仕上がっている。 |
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| 第二十回記念賞 | 岸本 慎平 | ||||||||
| ふる郷の砂丘に秘めし貝の葉のはるかな想ひ(吉田一穂) 【評】羊毛筆の特質を生かし、変化に富んだ線が表現されており、字形も中々おもしろい。落款の入れ方が少し気になった。 |
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| 神戸新聞社賞 | 山下 富子 | ||||||||
| 大ぞらのうす紫のほのうつる菊にいみじきゆふ風ぞ吹く 他二首 【評】すっきりとした線で書かれた優しくおだやかな作。 |
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| 但馬文化協会長賞 | 野崎 隆子 | ||||||||
| 海の声やまのこえみな碧瑠璃の天に沈みてあき照る日なり(若山牧水) 【評】墨の濃淡が美しい作。最後のまとめ方もとても良い。 |
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| 豊岡市長賞 | 古田 恵子 | ||||||||
| 夜の庭に腕光らせる三輪車空より降り来て置かれし位置に(島田修二) 【評】羊毛筆を見事に使い、濃淡の美しさと相俟って堂々の作。落款もすっきりとしている。 |
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| 豊岡市長賞 | 黒田 棃花 | ||||||||
| 梅の花さきてちりなばさくら花つぎてさくべくなりにてあらずや(薬師張氏福子) 【評】筆の表裏を使い、渇筆を表現し、散らしを工夫した作。 |
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| 豊岡市議会議長賞 | 原田 清翠 | ||||||||
| もののふの八十娘子らが汲みまがふ寺井の上の堅香子の花 他二首(大伴家持) 【評】リズミカルな筆使いで、中央の部分の盛り上がりの美しい作。 |
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| 豊岡市議会議長賞 | 野島 トシ子 | ||||||||
| いとせめて恋しき時はぬば玉の夜のころもを返してきる(小野小町) 【評】リズミカルな中にも流麗な流れ、潤渇の美しい作。 |
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| 豊岡市教育委員会賞 | 前田 疎風 | ||||||||
| 我が背子が形見の衣妻問ひに我が身は放けじ言問はずとも 他二首 【評】各行の流れと響き合いが絶妙で、見事な作。特に渇筆部は明るく仕上げている。 |
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| 豊岡市教育委員会賞 | 笠井 幸子 | ||||||||
| 桜花にほひこぼるる木隠れになほ鶯はなくなくぞ見る(うつほの中納言実忠) 【評】散らしの妙が余白を美しく魅せて、趣きのある作。 |
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| <高校生の部> | |||||||||
| 兵庫県知事賞 | 岡田 美紗 | ||||||||
| 臨 針切 ふるさとの花のさかりものへまかりはべる…(部分) 【評】筆先がしっかりと効き、行のからみもよく出来ており立派な針切。 |
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| 兵庫県教育委員会賞 | 井手 翔太 | ||||||||
| 秋風の寒く吹くなべ吾がやどの浅茅がもとにこほろぎ…(部分) 【評】行の流れ、文字の疎密もよく、豊かな線質は作品効果をあげている。 |
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| 第二十回記念賞 | 重田 陽香 | ||||||||
| 御法 中宮は参りなむとあるを今しばしも御覧ぜよと…(部分) 【評】中々の労作。特に後半の行を重ねるところなど墨色に注意してうまく書いている。益々精進して大成を願う。 |
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| 神戸新聞社賞 | 出口 心彩 | ||||||||
| こひすてふ我が名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひそめしか 【評】切れ味のある線でさわやかに書き流している。字形、線質、墨色の変化等よろしい。最後の「可」強く惜しい。 |
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| 但馬文化協会長賞 | 岩波 楓華 | ||||||||
| 西行 山家集 わかなつむけふにはつねのあひぬれば…(部分) 【評】先のよく効いた、のびやかで鋭い筆の扱いに感心。墨の濃淡も美しい。 |
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| 豊岡市長賞 | 大野 瑠華 | ||||||||
| 臨 香紙切 中つかさ春はかくのをのみやくと思まになべてくさきの…(部分) 【評】美しい紙に香紙切のすばらしい臨書。のびやかでしなやかな作品に目をうばわれる。 |
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| 豊岡市議会議長賞 | 長松 芽吹 | ||||||||
| 臨 一条摂政集 一条せふさうの御しふおほくらのしさうくらはしのとよかげ…(部分) 【評】張りのある線で気脈一貫し、最後まで書ききった立派な作。 |
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| 豊岡市教育委員会賞 | 竹田 彩乃 | ||||||||
| 臨 石山切伊勢集 おもへどさるべきすくせにこそあらめわかき人…(部分) 【評】ゆったりとした流れの中にも強弱があり、全体を引きしめ、潤滑の美しい作。 |
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