(趣旨)

第1条　この条例は、豊岡市職員の給与に関する条例(平成17年豊岡市条例第51号)第18条第2項の規定に基づき、職員の特殊勤務手当に関し必要な事項を定めるものとする。

(特殊勤務手当の種類)

第2条　特殊勤務手当の種類は、次のとおりとする。

(市税等の徴収に従事する職員の特殊勤務手当)

第3条　市税等の徴収に従事する職員の特殊勤務手当は、職員が財産の差押え又は物件の引揚げ業務に従事したときに、その者に対して支給する。

(感染症防疫作業に従事する職員の特殊勤務手当)

第4条　感染症防疫作業に従事する職員の特殊勤務手当は、職員が感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号)第27条第2項及び第29条第2項に規定する消毒作業等に従事したとき、又は伝染病菌を有する家畜若しくは伝染病菌を有する疑いのある家畜に対する防疫作業に従事したときに、その者に対して支給する。

(行旅病人及び行旅死亡人の収容及び護送作業に従事する職員の特殊勤務手当)

第5条　行旅病人及び行旅死亡人の収容及び護送作業に従事する職員の特殊勤務手当は、職員(消防職員を除く。)が次に掲げる作業に従事したときに、その者に対して支給する。

(死亡獣畜処理に従事する職員の特殊勤務手当)

第6条　死亡獣畜処理に従事する職員の特殊勤務手当は、職員が犬、猫、猪、鹿その他これらに類する動物の死体の処理作業に従事したときに、その者に対して支給する。

(除雪作業に従事する職員の特殊勤務手当)

第7条　除雪作業に従事する職員の特殊勤務手当は、職員が除雪車による除雪作業に従事したときに、その者に対して支給する。

(下水道業務に従事する職員の特殊勤務手当)

第8条　下水道業務に従事する職員の特殊勤務手当は、職員が下水道処理のために設けられた管渠又はマンホールの汚泥除去作業に従事したときに、その者に対して支給する。

(災害派遣業務に従事する職員の特殊勤務手当)

第9条　災害派遣業務に従事する職員の特殊勤務手当は、職員が地震、津波、豪雨等異常な自然現象により重大な災害が発生し、被災団体からの派遣要請等に基づき、職務命令により、市外の危険又は著しく困難な生活環境にある関係機関事務所に派遣勤務を命じられ、災害復旧業務に従事したときに、その者に対して支給する。

(火葬業務に従事する職員の特殊勤務手当)

第10条　火葬業務に従事する職員の特殊勤務手当は、職員が死体火葬業務に従事したときに、その者に対して支給する。

(消防活動に従事する職員の特殊勤務手当)

第11条　消防活動に従事する職員の特殊勤務手当は、消防職員が水火災その他災害現場に出動し、次に掲げる作業等に従事したときに、その者に対して支給する。

(救急活動に従事する職員の特殊勤務手当)

第12条　救急活動に従事する職員の特殊勤務手当は、消防職員が救急現場に出動し、次に掲げる作業に従事したときに、その者に対して支給する。

(深夜の消防業務に従事する職員の特殊勤務手当)

第13条　深夜の消防業務に従事する職員の特殊勤務手当は、隔日の勤務に従事する消防職員が正規の勤務時間による深夜勤務に従事したときに、その者に対して支給する。

(医師手当)

第14条　医師手当は、市が直営する診療所に勤務する医師に対して支給する。

(エックス線作業に従事する職員の特殊勤務手当)

第15条　エックス線作業に従事する職員の特殊勤務手当は、診療所に勤務する職員がエックス線作業に従事したときに、その者に対して支給する。

(診療所に勤務する職員の特殊勤務手当)

第16条　診療所に勤務する職員の特殊勤務手当は、医師にあっては第1号から第10号までに掲げる業務に従事したとき、看護師にあっては第11号に掲げる業務に従事したときに、その者に対して支給する。

(特殊勤務手当の支給日)

第17条　特殊勤務手当の支給日は、市長が定める。

(委任)

第18条　この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。