兵庫県豊岡市は、兵庫県北部に位置する人口約8万人の市です。山と海に囲まれたこのまちには、豊かな自然とともに、多くの文化遺産が残されています。博物館のある豊岡市日高町にも、天平13年(741)に聖武天皇が建てさせた但馬国分寺や、延暦23年(804)に移転をした但馬国府跡(祢布ヶ森遺跡)など、多くの歴史遺産が存在します。
当館は、平成17年3月、祢布ヶ森遺跡に隣接する場所に「但馬国府・国分寺館」として開館し、開館から10年後の平成27年4月、豊岡市の幅広い歴史を活かす施設をめざし、「豊岡市立歴史博物館ー但馬国府・国分寺館ー」へと名称変更しました。
そして平成31年4月、分かりやすく親しみやすい展示をめざし、常設展示のリニューアルを行ないました。過去から未来へ、歴史をつなぎ、歴史とつながり、歴史を通して人と人をつなげる。そんな場所でありたいと願い、日々活動しています。
各時代人々の暮らしぶりを描いた絵とともに木簡や土器など多くの貴重な資料を展示しています。豊岡の歴史にふれることができます。
縄文時代から古墳時代の生活道具や、祭祀の道具を展示しています。
但馬国府跡である祢布ヶ森遺跡や、但馬国分寺跡から出土した資料を中心に展示しています。
出石・豊岡の城下町の資料や、農村・職人の道具などから、江戸時代の豊岡の様子を紹介します。
昭和30年代の茶の間の様子などを再現しています。(とよおか市民学芸員による展示構成)
但馬国府と但馬国分寺について、映像でわかりやすく解説しています。
上映時間は約15分です。
年間を通して、さまざまな企画展や特別展を開催しています。
歴史や考古学に関する内容を中心に魅力ある企画展を展開中です。
ご意見・ご要望がございましたら、ぜひお知らせください。
年に数回、より身近なテーマを取り上げ、ミニ企画展を開催しています。
歴史や文化財に関する本を自由に閲覧していただけます。