第14回 豊岡全国かな書展

  
 豊岡市は、日本を代表するかな書家である故仲田光成出身の地です。今年も仲田光成の偉業を記念し、かな書の普及と地域文化の高揚のため、「仲田光成記念第14回豊岡全国かな書展」を開催しました。

 今回は全国27都府県から6,443点の応募があり、入選以上の作品4,066点の他に招待、賛助作品を展示しました。また、特設コーナーとして仲田光成作品7点を紹介しました。15日(土)には審査員や県立出石高校書道部による書の実演を披露し、最終日には但馬地域地場産業振興センターで表彰式を執り行いました。

会期 平成26年11月14日(金)~11月16日(日)
会場 豊岡市立総合体育館

(作品をクリックしていただくと画像が大きくなります。)
一般の部
文部科学大臣賞 本間 るりゑ
瀧の音はたえてひさしくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ
仲田光成記念賞 高橋 幸秀
大空を水上としてながれくる銀河の瀧に星の飛ぶかと
兵庫県知事賞 林 美智子
急がずば濡れざらましを旅人のあとよりはるゝ野路のむら雨(太田道灌)
兵庫県教育委員会賞 世儀 和子
あらたまのとしたちかへるあしたより待たるゝものはうぐひすのこゑ 全六首
 神戸新聞社賞 前田 疎風  
秋風の信濃に居りてあを海の鷗をおもふ寂しきかなや(若山牧水) 他二首
但馬文化協会長賞 和田 星翠
久しく降り続く雨は林下の家に暗く夕陽の山は晴れて絶頂を露出した小さい漁舟は蘋花の開いている渚の中に入り水流を漕ぎつつ谿間の煙を動かす
豊岡市長賞 金澤 芝幸
小夜深けにさきて散るとふ稗草のひそやかにして秋さりぬらむ
豊岡市長賞 川名 静扇
大原や朧の清水里遠み人こそ汲まね月は澄みけり(金槐和歌集 源 実朝)
高校生の部
兵庫県知事賞 上塩 由莉
春のはじめごろよしのぶはるかぜのふくときがたのこほりうすみそでのたもとをけさやとく覧中つかさゆくみちも…(部分)
 
兵庫県教育委員会賞 小山 剛平
逢ふことの絶えてしなくはなかなかに人をも身をも恨みざらまし
神戸新聞社賞 早瀬 彩乃
なかつかさがしふねのひのべにいでゝけふひきつればときわかぬまつのすゑにもはるはきにけり…(部分)
但馬文化協会長賞 加藤 麻佑
臨 香紙切(部分)
豊岡市長賞 舩野 結子
朝に辞す白帝彩雲の間千里の江陵一日にして還る両岸の猿聲啼いて尽きざるに軽舟己に過ぐ萬重の山
学生の作品を見る  
審査委員長    田宮 文平 氏