第13回 豊岡全国かな書展

 豊岡市は、日本を代表するかな書家である故仲田光成出身の地です。今年も仲田光成の偉業を記念し、かな書の普及と地域文化の高揚のため、「仲田光成記念第13回豊岡全国かな書展」を開催しました。

 今回は、全国23都府県か6,057点の応募があり、入選以上の作品3,990点の他に招待、賛助、特別協賛作品を展示しました。また、特設コーナーとして仲田光成の書碑作品7点を紹介しました。23日には、審査員や県立日高高校書道部によるかな書の実演を披露し、最終日には、但馬地域地場産業振興センターで表彰式を執り行いました。

会期 平成25年11月22日(金)~11月24日(日)
会場 豊岡市立総合体育館

(作品をクリックしていただくと画像が大きくなります。)
一般の部
文部科学大臣賞 瀧澤 栖幸
おりたちて今朝の寒さを驚きぬ
露しとしとと柿の落葉ふかく(伊藤左千夫)
仲田光成記念賞 中島 京子
浅芧生をたづねざりせばしのぶぐさ
おもひおきけん露を見ましや(左大将朝光)
兵庫県知事賞 本間 ろりゑ
世の中は常にもがもな渚こぐあまのこぶねのつなでかなしも
(金槐集 源実朝)
兵庫県教育委員会賞 本多 孝子
ほのぼのと春こそゝらに来にけらし天の香具山霞たなびく 
(新古今和歌集 後鳥羽院)
 神戸新聞社賞 金澤 芝幸  
朝の山日を負ひたれば渓音の冴えこもりつつ霧たちわたる
(若山牧水)
但馬文化協会長賞 山本 佳世
わがいほは都のたつみしかぞすむ世をう山と人はいふなり
他二首
豊岡市長賞 清水 幸子
人の子の遊ぶをみればにはたづみ 流るる涙とどめかねつも
(良寛)
豊岡市長賞 林 美智子
音たつる時雨もしらで稲こきの夜声賑はふ冬の山里
(上田秋成)
高校生の部
兵庫県知事賞 上内 美里
ねのひのべにいでゝけふひきつればときわかぬまつのすゑにも
はるはきにけり・・・   
兵庫県教育委員会賞 上塩 由莉
吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風をあらしといふらむ
神戸新聞社賞 村上 菜津美
野もみぢみるところけふおらぬ人もさそはんもみぢ
但馬文化協会長賞 町田 咲季
白雲や花より上にかかるらん桜ぞ高き葛城の山
(順徳院)
豊岡市長賞 中尾 航
きこえてわろをとこにつきたりときゝたまひて
(臨 小島切)
学生の作品を見る  
審査委員長    田宮 文平 氏