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2014年Topics   第11回モンゴル国友好訪問使節団

 豊岡市モンゴル交流推進事業として、去る8月1日~8日までの8日間、第11回モンゴル国友好訪問使節団(豊岡市内の市立中学生7名、一般参加者1名、引率者3名)がモンゴル国を訪問しました。
 この間、使節団員はモンゴル国の人々の暮らしや文化に触れるため、ホームステイや現地中学生らとの文化交流、遊牧ゲルでの宿泊滞在、乗馬やラクダ騎乗、フスタイ国立公園内での野生馬タヒ観察など実施体験し、在モンゴル日本大使館へも訪問しました。ここでは、今回の使節団に参加した市内中学生7名の現地レポートや、訪問期間中に撮影した現在のモンゴルの姿を紹介します。




 ◆赤松亜依◆

 はじめての海外。今まで当たり前だと思いながら⽣活してきた⽇本を離れて、⽇本の良さや外国の良さを知りたいと思いモンゴルへ⾏くことを決意しました。⼋⽇間は本当にあっという間でした。⽇本を思い出す暇もないくらい、次から次へと初めての体験。楽しいことも⼾惑うこともたくさんありました。
 ⼈⼝の半分以上が集中しているという⾸都ウランバートル。⽇本製の⾞がたくさん⾛る道路を、⽜などの動物がのんびりと横切る様⼦は不思議な光景でした。しかし、⾞でほんの少し⾛るだけでそこには⼤草原が広がり、ゲルが⽴ち並ぶ⼤⾃然の中の別世界がありました。五⽇目の早朝、ゲルから外に出て⽇の出を⾒ました。ゆっくりと美しい太陽が登る姿には⾔葉も出ないくらい感動しました。時間がとてもゆっくりと過ぎていくように感じました。夜には今まで⾒たことがないくらいの数の流れ星を⾒ました。⼤草原には何百頭もの⽜や⽺などがいました。⾃然の中にたくさんの動物が放し飼いにされているこのような光景を、私は今まで⽇本で⾒たことがありませんでした。この自然の美しさはずっと残しておいてほしいモンゴルの宝だと思いました。
 自然の美しさに驚き感動したと同時に、私はモンゴルの人々の優しさにもたくさん触れ、心温まる時間を過ごすことができました。ホームステイ先では、バトドルジさんたちに温かく迎えていただき、思い出に残る体験をたくさんさせていただきました。ラグワーさん家族と⾏った遊園地で過ごした時間が、私には一番楽しく心に残っています。しかし一方で、ホテルでは突然お湯が出なくなったことや、⾚信号を無視して道路を横断する⼈の多さ、お店などでの⽇本とのサービスの違いなどには本当に驚きました。今回の旅を体験して、私は、日本についても海外の国についても、知らないことがまだまだたくさんあるのだということに気付きました。
 モンゴルから帰国した翌⽇から、私は「またモンゴルに⾏きたい︕」と毎⽇思い続けています。実際に⾏くことができるのはずっと先かもしれません。でもその時に、お世話になったたくさんの⼈たちに会っても恥ずかしくないように、⽇本でしっかりと勉強をして、成⻑した姿が⾒てもらえるようにしていきたいと思っています。
 今回、モンゴルへ⾏く機会を与えてくれた両親、⼋⽇間を共に過ごした六⼈の仲間、そしてたくさんのみなさんとの出会いに心から感謝しています。本当にありがとうございました。
 

いよいよ草原の国モンゴルへ

スキあらばすぐ道路を横断しちゃいます

国会議事堂前のスフバートル広場

居並ぶ衛兵さんと記念の一枚

 スフバートル広場

スフバートル広場の衛兵さんたち


 ◆小林芹菜◆

 私がモンゴルに行こうと思った理由は二つあります。一つは、ホームシックを克服したかった為で、もう一つは日本を離れて違う国の生活を体験し、いろいろな事を学びたかったからです。
 出発前は不安より期待が大きかったのですが、いざモンゴルに着くと急に不安になりました。なぜなら、初めての海外で分からない事ばかりで正直怖かったからです。初日と二日目はとにかく不安でしたが、三日目からは環境にも慣れ、ホームステイ先の家族の方々とも交流を深める事ができました。私がご飯をあまり食べていないのを心配して、ホームステイ先の方が味噌汁を作って下さったのがとてもうれしかったです。
 八日間の中で一番印象に残っている事は、ホームステイ先の方と行った『ゲル」です。外見は観光用のゲルとあまり違いはなかったけど、中は全然違いました。田舎だったのですごく寒かったです。実際行ってみるまでのイメージは、日中はとても暑く、どこを見ても草原というような所を想像していたので、少しびっくりしました。田舎のほうでは、日中でも少し肌寒かったです。
 モンゴルでは、日が沈むのが日本より遅かったです。だから星が見え始めるタイミングも違いました。午後十時半頃になると、星がたくさん見え始めます。日本ではなかなか見る事の出来ないような星空に感激でした。あんな星空を毎日見る事が出来るモンゴルの人達がうらやましかったです。
 八日間も家族と離れて生活したのは今回が初めてだったので、最初は不安ばかりでしたが、友達と話をしたり、モンゴルの人達と交流する事が出来て、とても楽しく良い思い出になりました。また機会があれば違う国にも行ってみたいと思いました。


おうちの方や先生方に見送られ出発

草原のバス移動はなかなか過酷です…

遊牧生活にソーラー発電は必需品

大草原の道はひたすら真っ直ぐ


 ◆高品桃香◆

 学校でモンゴル国友好訪問使節団の話を聞いたとき、「絶対に行きたい」それが私の率直な感想でした。家族は「八日間も行くなんて大丈夫なのか」と全く乗り気ではなく、申込用紙を捨ててしまっているような状態でした。何とか父と母を説得し、いざ行けると決まったときは「本当に行けるのか」とうれしくてたまりませんでした。でも、喜びと同時に不安もありました。
 八日間で体験できたこと、感じたことはたくさんあり、とても語りつくせませんが、その中で、私が最も印象に残ったホームステイ先でのことを伝えたいと思います。ホームステイと聞いて、家族の方とうまくコミュニケーションがとれるかな、どんなところに泊まるんだろうかと不安でした。しかし、皆さん笑顔で出迎えて下さり、会った瞬間に不安はなくなりました。
 ホームステイ初日は、モンゴル歴史博物館へ連れて行ってもらいました。とても広く展示品も数も多かったです。そこでは、初めて見るもの、知ることばかりです。例えば、部族によって服装や言葉が全く違うこと、ホールクという粉煙草の入った石の容器を交換してあいさつするという、日本でいう名刺交換の意味だということを教わりました。他にも、1980年にロシア人と一緒に宇宙へ行ったモンゴル人がいることも知りました。これらすべて、ホームステイ先のお母さんであるムンフトヤさんが日本語で説明して下さり、とても勉強になりました。
 ムンフトヤさんの親せきが住んでおられる遊牧ゲルに宿泊させていただけるということで、車でウランバートル市内から離れ、草原の広がる田舎についたとき、私の想像していたモンゴルに来たのだと実感しました。実際に遊牧の人が生活しているゲルに行けるとは思っていなかったので、ゲルでの生活や、子どもたちと遊んだりしてとても楽しかったです。日本でも人気のあるドラゴンボールのカードで遊んでいる子どもたちには少し驚きました。
 食べ物は、主に肉や乳製品でした。羊の肉を初めて食べましたが硬くて、日本でいつも食べている牛や豚と比べて生臭く野生的な感じでした。でも、おいしくいただきました。
 朝の五時くらいに起き、牛の乳搾りも体験させてもらいました。初めての乳搾りは想像以上に手指に力が要り、牛もしっぽを振ったり動いたりしてとても大変でした。私は、全くといっていいほど搾ることが出来なくて、教えてもらい何度かやっていると、少しでしたが搾ることが出来て感激しました。さすがに遊牧のみなさんは慣れていて、私が搾る間にバケツ満タンに搾っていました。
 遊牧ゲルでは、馬乳酒という牛の乳を発酵させた飲み物をいただきましたが、日本にある飲み物では例えようのない味で、とにかく酸味がきつく、日本人は苦手な味だと思います。
 モンゴルの遊具で、しゃがぁという羊のくるぶしの骨を使う遊びも教わりました。珍しかったのでお土産に買い、家でも遊んでいます。
 草原の星空を期待していましたが、星はあまり見ることができませんでした。しかし、近くに木も山もない草原の空は、本当に地球は丸いんだなと実感した広い空でした。
 私がホームステイ中に経験した中で、一番衝撃的だったことは、羊とヤギが水の中へほうり込まれているところを見たときです。羊とヤギは、水の中でおびえて鳴き声をあげていて、とてもかわいそうでした。後で理由を聞くと、毛に虫がつくのでそれを殺虫するために、薬の入った水の中に入れるそうです。そうしないと病気になって痩せてしまうので、健康に生きていくためには必要なことなのだと教えてもらい納得しました。
 滞在三日目の夜は、ウランバートル市内にあるホームステイ先の家に泊めていただきました。お母さんのムンフトヤさんは、日本が大好きだということで、家には日本のごまドレッシングやみそ汁の素、シャンプーも置いてありました。モンゴルには意外とたくさん日本のものがあるんだなと驚きました。
 ホームステイ中は、ご家族の方と楽しい時間が過ごせて、充実した二日間を送ることができました。滞在中、二度ミュージカルを見に行くことが出来ました。一度目は「トォッメンエヒェ」というミュージカルで、観光客のために毎日公演を行っているそうです。会場が狭いので間近で歌や踊り、演奏しているところを見ることができ、とても迫力がありました。二度目に行ったところは広くて、モンゴルの独特なリズムの歌や踊りを見せてもらいました。出演者の方はみんな笑顔で楽しそうで、見ている私も笑顔になる素敵な時間を過ごせました。
 今まで体験したことのないことや、初めて知ることもあり、すべてが楽しく、私の考えや世界観を広げてくれた八日間でした。モンゴルに行ったことのない人、今から行こうと思っている人がいるなら、友好訪問使節団として、一人でも多くの人にモンゴルのいいところを聞いてもらいたいと思っています。中学生最後の夏休みに貴重な経験が出来て、行ってよかったと思いました。
 

牧民の子どもたちとすっかり仲良しに

遊牧ゲルに行ったらぜひ馬乳酒を

モンゴル版肉うどん「ゴリルテイシル」

山羊や羊が次々と消毒液へ…

 羊毛の消毒作業


 ◆田上結香◆

 私が今回、第11回モンゴル国友好訪問使節団に応募しようと思ったきっかけは、『外国に行ってみたい』と言う単純な思いがきっかけでした。多数の応募者がいるだろうし、ダメもとで申し込みをしました。そんな私が、抽選で今回の第11回モンゴル国友好訪問使節団に当選したのです。私は半信半疑の思いで家に帰り、お母さんに『モンゴル当たったから行けるよ』と報告しました。お母さんは『よかったなぁ~!でも本当に大丈夫?やめるなら早く言わないと行きたくても行けない人がおんなるんだから』と言われて私は考えました。自分なりにモンゴルの事を調べてみると、なぜかひかれるものがありました。私はモンゴルに行く事を自分自身で決めました。
 しかし、なかなか準備は進みませんでした。その理由は、私がお母さん大好きだから離れたくない気持ちがあったからです。でも、お母さんが一緒に手伝ってくれたから楽しく準備が完了しました。私は、楽しみな気持ちと不安な気持ちのまま出発の日を迎えました。いつもと変わらない白いご飯とお味噌汁が、今日はなぜかいつもより美味しく感じました。
 沢山の人に見送られバスで豊岡を後にしました。私はバスの中で寂しくなって涙が出てきましたが、みんなと仲良くなって頑張ろうと思いました。初めて機内食を食べましたが、期待外れでした。でも、飛行機からの景色はとても綺麗でした。チンギスハーン空港に着くと入国審査を受けたのですが、モンゴル語で話をされて何を言っているのか全く分からなかったです。
 今日は『歓迎パーティー』に参加です。シャンデリアがあるとても綺麗な会場だし、私は『モンゴルにもこんな所があるんだなぁ~』と思いました。モンゴルの料理はとても量が多い事に驚きました。他には、料理にハエが止まったりしていて、日本の清潔さがとても良く分かりました。モンゴルの人は優しくて良い人そうな印象を受けました。日本語も上手でした。今日は、時差の関係で1時間長い1日でしたが早く感じました。夜、お母さんと離れてとても寂しくなり、日本に帰りたいと思いましたが、せっかく来たんだから頑張って最後まで楽しもうと思いました。
 今日からナランさんのお家にホームステイです。ナランさんのお家はマンションでとても広く、2重扉の家の中は赤と白で統一されたオシャレな家でした。ナランさん家族と一緒に70kmくらい離れた草原へ移動です。モンゴルの道に牛やヤギが普通にいるのは、日本ではありえない光景なのでカルチャーショックを受けました。そして、モンゴルと言えばやっぱりチンギスハーンです。博物館やあちらこちらチンギスハーンだらけでした。
 3日目は、ウランバートルに戻る途中でラクダ乗りに挑戦です。ラクダは、背が高くて虫がいっぱいいて臭かったし怖かったけど良い体験ができました。次に遊園地に行きました。360度回転する飛行機や4回転するジェットコースターに乗りました。私は、日本でも怖くてジェットコースターには乗ったことがなかったけど、乗ってみたら楽しかったです。映画館やゲームセンターにも連れて行ってもらいました。明日からはゲル泊です。水道水も飲める日本と違って、顔を洗うのもペットボトルの水が必要なモンゴルでのゲルの生活はどんな感じなのかとても楽しみです。
 ゲルの見た目はいい感じ。でも、フェルトが濡れていてゲルの中は臭かったです。モンゴルには珍しく雨が降って、虹が見られて幸せな気分になりました。大自然の中ではヘルメットをかぶって馬に乗りました。ラクダに乗ってからの乗馬は余裕でした。ゲルの中ではストーブをたいていたのですが、火の番をすっかり忘れていたので朝方はとても寒かったです。疲れと寒暖差で体調を崩す人も出てきました。
 今日はフスタイ国立公園で自然の『タヒ』を見に行きます。モンゴルの道はガタガタ道が続き、タンコブができました。見られないかもしれないと言われていた野生馬タヒも、近くであっさり見られてタヒの群れにも遭遇しました。草原で見る星空はめっちゃくちゃ綺麗でした。北斗七星や流れ星もみました。『みんなが健康にいられますように』とお願いしました。
 今日はゲルとさようならをし、ナラン学校に行きます。ナラン学校の看板が黄色で派手目でした。ナラン学校は1~12年生まであって全校生徒は200人くらいです。静岡県の島田市と姉妹同盟を結んでいるそうです。自己紹介ではとても緊張しました。折り紙や習字・歌を一緒にやりました。ナラン学校の生徒さんは日本語がとても上手でした。
 夜は歌舞伎団を見ました。想像していたのとは違ってキレキレのダンスでとても格好良かったです。
 ウランバートルでの最終日は日本大使館です。普段は行く所ではないので、張り詰めた空気で緊張しました。大使の話を聞いているとモンゴルの事がよく分かりました。これからも日本との良い関係を続けて行きたいです。
 最後にお土産を買いました。みんなの事を思いながら買い物するのはとても楽しかったです。
 『さよならパーティー』。お世話になったナランさん家族との思い出は、私の大切な宝物になりました。ナラン学校の校長先生(ママ)にギュッと抱きしめてもらいました。
 長いと思っていたモンゴルの旅もこれで終わりです。今日は日本に帰ります。荷物検査や出国検査はドキドキしました。何もかもが初めてだらけの旅でした。この旅が無事に乗り越えられたのはいい仲間に出会えたからです。またお世話になった方々に感謝します。
 

モンゴルの英雄・チンギスハン

ラクダの背から眺めはなかなか…

ウランバートルの遊園地もスリリング

モンゴルの馬はとても賢いです


 ◆近本宗真◆

 モンゴルに行くことが決まったその瞬間、僕にはモンゴルにはどんなものがあるのだろうという楽しみよりも不安感がわいてきました。「一緒に行く人と仲良くできるだろか。言語がわからないところで八日間も生活できるのか…」いろんなことを思いました。でも、僕にはそれと同時に、いつも手から離せないネットの世界から離れて視野を広げ、また違った日本ではできない体験をして、なにかを学んできたいという願望が生まれました。
 出発当日、様々な感情を抱えてバスに乗り込みました。でも、思っていた不安はすぐに消えました。みんなが気軽に話しかけてくれたので、これなら心配しなくとも普通に仲良くできると思いました。
 モンゴルに着いてからの歓迎レセプション。そこでは、これからお世話になる方々と食事ができました。みなさん、僕たちを明るく迎えてくださり、会話をする時にも日本語が話せる方がいてホッとしました。そのおかげで、僕には不要な緊張感がなくなって、とても気が楽になりました。一日目にして不安がほとんど消えて、これからもっとたくさん交流できるという楽しみが生まれました。
 ホームステイでは、ラグワーさんのお宅に泊まらせていただきました。一緒に馬に乗ったり、遊園地にいったり、映画を見たりして本当の家族のように親密な関係ができました。優しいお父さん、おもしろいお母さん、かっこいいお兄ちゃん、かわいい妹。モンゴルに第二の家族ができました。
 ゲルに泊まった時、いつも家では当たり前のことがなかなかできないということに、僕はすこし厳しさを感じました。水道を捻ればきれいな水が出てくる。車で出かければスーパーで食材を買える。そんな当たり前のことが、ここでは当たり前ではない。日本では信じられないことです。僕は、いつも当たり前にできる環境が日本にあることに感謝しなければいけないと思いました。
 民族歴史博物館やフスタイ国立公園に行くと、チンギスハンをとても尊く思い、モンゴル特有の大自然を守っていこうという姿勢が見て取れました。モンゴルの人々は自分の国の文化をとても大切にし、愛国心がとても強いと思いました。僕は、日本とは違う自国への想いにとても感心しました。
 モンゴルとの交流をもっといいものにするためには、「人と人とのつながりを大切にする」ことが大切だと思いました。これは、日本での当たり前の日常でもいえることだと思います。「人と人とのつながりを大切にし、当たり前のことに感謝する。」これこそ、僕がモンゴルでの体験を通して学んだことです。
 

鷹って意外に軽いんですね~

日本のケンタと何ら違和感ありません

全高40mもの巨大なチンギスハン

モンゴルのネコちゃん、人なつっこいです


 ◆廣瀬北斗◆

 初めての海外、モンゴル行きが抽選で当たってとてもワクワクしました。そして、パスポートを手にして、本当に行けるんだと思いました。
 出発日が近づくにつれて、モンゴルについての話を聞いているうちに、食べ物や言葉について不安になっていました。でも、それらはホストファミリーの方々のおかげで、全部いっぺんに解決できました。ホームステイ先のご家族は、すごく日本語が上手なお父さんとお兄さん、すごく優しいお母さんがいました。一番心配だった食事、モンゴル料理は薄味でした。僕は美味しく感じて、毎回ガッツリと食べていました。ちょっと不思議な食感もあったけど大丈夫でした。
 ホームステイでは、ラクダに乗ったり、乗馬をしたり、遊園地に行ったり、サイクリングをしたり、映画を観に行ったり、本当に盛りだくさんのメニューで、色々な体験をさせてもらいました。乗馬では、子供がインストラクターをしていて、すごく印象的でした。でもよく見たら、広場にある露店でも子供が大勢働いていました。自転車も、みんな結構古くてブレーキも効きにくかったし、ウランバートルは都会でしたが、一部の道路はガタガタだったり、他にも日本ではありえないと思える事がいっぱいでした。国が違うとルールも違ってくるということを実感しました。
 ゲル泊では、大草原に当たり前にいる羊や山羊に会いました。そして夜、降ってきそうな星空を見ました。次々に流れ星があってすごく綺麗でした。8月のモンゴルは梅雨で、ウランバートルでも時間によっては肌寒く、長袖の時もありましたが、ゲルの夜はストーブなしではいられませんでした。寒くて薪を絶やさず燃やしていました。
 野生馬のタヒを見に高原に行った時、見られるかどうかわからないと言われていたのに、目の前に数頭現れて群れになっていたのでビックリしました。本当に感動しました。他にも、チンギス・ハン像が目立つ国会議事堂の見学、ナラン学校での交流会、大使館訪問等、様々な経験をする事ができました。
 ホストファミリーのお母さんは最後に、僕を「息子にしたい」とまで言ってくれました。「息子にはなれないけど、機会があったらまたモンゴルへ来たいです」と答えました。
 中学1年生でこんなに貴重な体験が出来たことは、一生の宝物です。お世話になったみな様、本当にありがとうございました。
 

モンゴルの道路工事は手掘りで!?

大草原を走る長蛇の貨物列車

ナラン学校との交流会へ

モンゴルにもうひとりのお母さんが…

ナラン学校のみんなが見送ってくれました



 ◆丸谷  京◆

 生まれてから一度も日本を出たことの無かった私は、13歳で初めて海外にいきました。モンゴルの事を何も知らなかったので、初めは不安でしたが、モンゴルに旅立つ日が近づくにつれて不安がだんだんと楽しみに変わっていきました。
 モンゴルに着くと、ホームステイ先の方々や以前日本に来たことのある方々が、温かく出迎えてくれました。私はモンゴル語が全然話せなかったので、コミュニケーションをとれるか心配でしたが、モンゴルの人々が日本語で話してくれたのでとても助かりました。
 モンゴルでは郷土料理を食べました。モンゴル語で「ボーズ」というショウロンポウのような蒸し物や、「ホーショール」という具の入ったナンのような揚げ物を食べました。ゲルでご飯を食べたときは、「ゴリルタイ・ショル」という肉うどんのような料理や「スーテーツァイ」というミルクのような飲み物をいただきました。モンゴルの人たちはスーテーツァイをお茶として飲むそうですが、私は一口しか飲めませんでした。私の一番のオススメ料理は、「ホーショール」です。
 首都ウランバートルを出て観光用ゲルのある草原に行くとき、道路を見て驚きました。首都ウランバートルは日本と同じアスファルトの道路でしたが、ウランバートルを出ると、ぬかるんだ路面を大型トラックが走ったようなでこぼこ道でした。長時間上下に揺られたり、バスが傾いたりしていたので、少し恐怖心がありました。
 4日目と5日目はゲルに泊まりました。ずっと前からゲルに泊まるのが憧れだったので、とても興奮しました。ゲルとは草原に暮らす遊牧民の家で、木とフェルトでできた分解・組み立てのしやすい移動式の住居の事です。私たちが泊まった観光用ゲルには、ベッドと鉄製のストーブがありました。ストーブはとても暖かく、ベッドの寝心地はよかったです。
 5日目に希少動物の野生馬「タヒ」を見に行きました。タヒは昔、原産地であるモンゴルに多数生息していました。でも、野生下では一度絶滅してしまい、飼育個体の子孫を野生に戻す試みが各地で行われました。その結果、野生のタヒが100頭以上、自然回帰したと聞きました。タヒは希少動物として保護されているのを知って、「保護されている」ことと「飼育してから野生復帰させる」という部分が豊岡のコウノトリと同じだと思いました。希少動物という事もあり、野生のタヒを実際に見ることができるか心配でしたが、たくさん見ることができて嬉しかったです。これからも野生のタヒが増えていってほしいと思いました。
 初めての海外で不安な事も多々ありましたが、とても楽しかったです。モンゴルで学んだ事をこれからに活かし、たくさんの人に話を聞いてもらいたいです。
 

具入ナンを揚げたようなホーショール

里道のような未舗装路を延々と…

国立公園内のゲルに泊まりました

絶滅から自然回帰した野生馬タヒ


野生馬タヒの群れ




チンギスハン国際空港

現地のみなさんに大歓迎を受けました

首都ウランバートルは日々拡大中です

でも郊外ではのどかな遊牧風景が…

羊の群れには山羊を混ぜて管理統制

とても親しみ深い牧民のみなさん

日本の円借款で新国際空港建設が…

大草原には菜の花畑も広がってます

都心には近代的な建物が目立ちます

なんか一人前の量が多いような気も…

ビートルズは世界中どこへ行っても…

交通量多い国道沿いでも牛たちが…

日本のようにセルフじゃないかも

道路工事はマイペースな感じですよ

宿泊ホテルはなかなか良いカンジです

モンゴル版焼うどん「ツォイワン」

大型ゲルの天井にはトップライト!?

ホーミー&馬頭琴を間近で…

テレルジ国立公園内の宿泊ゲル

ゲル内はなんと床暖房仕様でした!

道行く人に「体重測って行かない?」

街中の緑地帯にいったい何が!?

地下鉄がないのでバス停はいつも混雑

大渋滞しててもムリヤリ車線変更

在モンゴル日本大使館を訪問しました

清水武則特命全権大使

「晴れの国モンゴル」でも雨は降ります

いよいよお別れ「さよならパーティー」

みなさんホントにお世話になりました

またいつか、この大草原の国へ


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