冒険家植村直己について
植村直己冒険賞について
植村直己冒険館のご案内
植村直己冒険賞とは 2011受賞者の紹介
歴代受賞者の紹介 選考委員の紹介
イベント情報
団体予約
植村直己冒険館職員のひとりごと
掲示板
植村直己冒険館
お問合せ:boukenkan@
city.toyooka.lg.jp
〒669-5391
兵庫県豊岡市日高町伊府785 
TEL:0796-44-1515 FAX:0796-44-1514
 

 



  2011「植村直己冒険賞」授賞式・記念講演会を開催!!


盾と記念メダルを受け取り記念撮影に応じる斉藤実さん(左)と中貝市長


 6月2日、日高文化体育館に2011「植村直己冒険賞」受賞者の斉藤実さん(78歳・東京都在住)を迎え、16回目となる授賞式を開催しました。
 斉藤さんは39歳からヨットを始め、57歳で初めて世界一周を達成。2008年、“チャレンジ8”と名づけた8度目のヨット単独世界一周(無寄港西回り)に74歳で挑戦し、途中艇体のトラブルや自身の事故などで寄港を余儀なくされ、無寄港は叶いませんでしたが、豊富な知識と経験、度胸、そして強い精神力により3年をかけた西回り単独世界一周を達成されました。
 当日、椎名誠選考委員の線好評に引き続き、中貝市長から盾とメダルを受け取ると、斉藤さんは、「日本の国で大きな表彰を受けたのはこれが初めて。本当にありがとうございました。」と受賞の喜びを約750人の観衆を前に話しました。
 また、「孤闘 Fighting Alone 〜地球8周の外洋航海〜」と題した記念講演も行われ、世界の大海原にたったひとりで挑み続けた航海の様子を、容赦なく襲い掛かる過酷な気象条件や海賊襲撃など数々のエピソードを交えながら話しをいただき、最後は「若い世代には、夢を持ち続けることを絶対に忘れて欲しくない。」と締めくくられました。

         2011「植村直己冒険賞」受賞者が決まりました!  

 受賞者   斉藤 実(さいとう みのる) さん 

 冒険名   ヨットで単独「最高齢・最多」世界一周を達成
  2月16日、第16回目となる2011「植村直己冒険賞」の受賞者発表を植村直己の母校である明治大学紫紺館(東京都千代田区)で行いました。
  2011年中に日本人が挑んだ207件の冒険行の中から、ヨットで単独「最高齢・最多」世界一周を達成した斉藤実さん(78歳、東京都江戸川区在住)に決定しました。
  会見の様子は、植村直己の母校、豊岡市立府中小学校にも中継され、6年生36名がお祝いのメッセージを贈りました。

↑受賞の喜びを語る斉藤さん



↑府中小学校6年生が
会見の様子に見入った

【選考結果】 西木正明選考委員
 西回りコースという過酷なコースに初めて挑み、航海中、数々のトラブルにあいながらも決して諦めることなく、単独で世界一周を成し遂げたことは、人間の可能性に挑んだものであり、植村さんの精神に通じるものがあります。また、78歳となった今も夢を持ち続け、夢に向かって努力をし、信念を持って前に進み続ける姿勢は、私たちにいつまでも挑戦する気持ちを持ち続けることの大切さや勇気を与えてくれます。

【斉藤さん喜びのコメント】
 若いときは登山をしていたので、植村さんの賞をいただいて非常にうれしいです。
 過酷な航海で強い精神力が培われた。厳しい環境に身をおいて、自分自身を高め、新しい未知なる世界へ飛び出す勇気を持って欲しい。

【府中小学校の子どもたちからのメッセージ】
 年を重ねると、普通は元気がなくなるのに、斉藤さんはヨットで何回も世界一周をされたのですね。
 ぼくたち、私たちも、斉藤さんのように、自分の夢や目標に向かって、がんばっていける人になりたいです。
 
2011「植村直己冒険賞」受賞者の紹介

(写真提供:月刊KAZI)

【プロフィール】
・生年月日 1934年(昭和9年) 1月7日
・東京都江戸川区在住
・14歳から山に親しみ、数々の山を登り、ロッククライミングに夢中になるが、39歳の時に山と同様に境界線のない広大な海を走るヨットの世界に出会い、その魅力にのめり込む。
  
 
 【冒険の内容】

  これまで自身が持つ「最高齢でのヨットによる単独無寄港世界一周」「単独最多世界一周」の記録
 を塗り替えるため、非常に過酷といわれる西回りの航海を“チャレンジ8”と名づけ、8度目のヨット
 単独世界一周(無寄港西回り)に74歳でチャレンジ。

 ・2008年9月28日 横浜港出発。
  当初、横浜港開港150周年記念にあわせ、2009年の春に寄港する予定であった。
  出港から2ヶ月後に艇体にトラブルが発生し、やむなくオーストラリア・シドニーに寄港した。
  この時点で、無寄港世界一周の夢が途絶えた。
  しかし、諦めず西回り世界一周の航海を続けた。
 ・2009年4月 南米チリでラダー(舵)のトラブルを発生し、地元の船によって救助される。
  艇の大きなダメージと気象の問題もありプンタアレナスで半年以上足止めを余儀なくされる。
  その後、アメリカ・ハワイで艇体のトラブルと修理中の交通事故で大怪我を負い、半年以上停滞を
  余儀なくされる。
 ・2011年9月17日 横浜港へ帰港。
  約3年をかけた西回り単独世界一周を達成した。


   

◆斉藤 実さんの冒険歴 
           内   容 (○内数字は世界一周達成回数)
1973年 39歳、ヨットを始める。鳥羽パール(油壷―鳥羽)などに出場
1988年 シングルハンドで日本からしシドニーに航海中、台風1つ、サイクロン2つ遭遇するが乗り切る。
1990年 57歳、シドニー〜ニューポート(アメリカ東海岸)12,000海里を単独航海
BOC単独世界一周レースの出場資格を獲得。
1990年〜1991年 @第3回BOC単独世界一周レースに出場。出場クラス第3位(197日20時間)
1994年 A日本〜太平洋横断〜パナマ運河〜チャールストン(アメリカ東海岸BOCレーススタート地)単独航海
1994〜1995年 AB第4回BOC単独世界一周レース出場(2度目の挑戦)出場クラス第6位。
レース終了後、アメリカ東海岸〜英国〜地中海〜インド洋〜日本を単独航海し、帰国。(地球連続2周達成)
1997年 C再度BOCレースに参加するため、日本〜オーストラリア〜南アフリカ〜英国単独航海。
1998年 C単独大西洋横断レースに出場し完走。(ファルマス〜チャールストンS.C.)
1998〜1999年 D第5回アラウンド・アローン単独世界一周レースに出場。(3回目の挑戦)
65歳、最高年齢203日で完走。(クラス2第5位)
2001年 E帰路ケープタウン、タスマニアに寄港。回航を含め地球6周を記録。
2004〜2005年 F最高齢(71歳)にて、東回り単独無寄港世界一周を成功させる。
2008〜2011年 Gチャレンジ8 自身が持つヨットによる世界最高齢(77歳)・最多世界一周の記録(8回)を更新
ケープ・ホーンの荒波
(写真提供:サイトウ・
チャレンジ事務局)

チャレンジ8 横浜港帰港時
(写真提供:月刊KAZI)

チャレンジ8 横浜港帰港時
航海を終え、
満身創痍の状態の愛艇
(写真提供:月刊KAZI)
 

  
 

当ホームページ上のコンテンツ(ドキュメント、データ、画像、映像、音声等)の著作権は文藝春秋及び植村直己冒険館に帰属します。承諾がない限り、閲覧目的以外にダウンロードあるいは複製することを禁じます。もし違反がわかると罰せられますのでご注意ください。
Copyright(c) 2002 Uemura Naomi Memorial Museum. All rights reserved.